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子供とオーストラリア・ケアンズ家族旅行

ケアンズ家族旅行記ブログ

最終日② ジェットスターが飛ばないかも?

オーストラリア家族旅行の最終日、あとはケアンズ空港から日本に帰るだけ!と思っていたら、なんとジェットスター航空が飛ばないかも?という事態に…。

ピンチ!!!!

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レンタカーでケアンズ空港へ

9時35分;ポートダグラスのコンドミニアムをチェックアウト

無事にコンドミニアムをチェックアウトして、レンタカーでケアンズ空港に向かいます。

今回の旅行は個人手配でLCCのジェットスター航空を利用しているので、有料の機内の食事やサービスなどは一切購入していません。
そこで、ポートダグラスに来るときにも立ち寄ったスーパーIGAでお昼ご飯用にサンドイッチを購入。

約20分ほど走ったところで、Rex Look Out展望台に立ち寄って休憩。
展望台と言っても、道の脇に少し車を寄せられるようになっているだけなのですが。

ポートダグラス レックス展望台 Port Douglas Rex Look out

今日はお天気がいいので、最高の景色です!
オーストラリア最高!ポートダグラスも最高!Thank you everything!

ポートダグラス レックス展望台 Port Douglas Rex Look out

さぁ、ケアンズ空港に向かいましょう!
「いやだー、帰りたくないー!」「飛行機故障したらいいのいなー」なんてブツブツ大合唱の車内(のちにこれを反省することになろうとは…)。

ケアンズ空港が見えてきたところで、こちらのガソリンスタンドで給油。
Hertsで借りたレンタカーは、空港の5㎞圏内でガソリンを満タンにして返却する約束になっているので、ここが最短距離のガソリンスタンドではないかと。
セルフの給油スタイルでしたが、簡単だったみたい。

ケアンズ空港に着いたのは10時50分。順調に到着ことができました。

ケアンズ空港の国際線ターミナル正面の駐車場にはレンタカー用のスペースがあって「Hertz」「AVIS」「Budget」などと書いてあります。
そのスペースに停めれば返車OKなんだって。ターミナルの正面まで来られてすごく楽ちんでした。

11時5分;ケアンズ空港・ジェットスター航空にチェックイン

ジェットスター航空のカウンターも全然混んでいませんでした。
13時発の飛行機なので、約2時間前のチェックインです。

心配した荷物重量も楽勝。
1人15㎏分×4人で60キロ分の受託荷物を購入していたのですが、結局スーツケース2個で42㎏でした。

ドキドキしていた機内持ち込み手荷物もチェックが入らずそのままスルー。
よかったー、昨日の夜頑張ってパッキングしたかいあったかも。

入国審査は自動ゲート方式。
パスポートを機械に挿入して顔の写真を撮られたらそのまま通れます。
娘っ子も1人で自動ゲートに入らないとならず、緊張しておりました(笑)。

11時35分;ケアンズ空港 国際線出発ターミナルで軽食

ケアンズ空港の出発ターミナルでちょっと一息。
13時発の飛行機といっても12時30分には搭乗が始まるので、あと1時間ほど時間があります。

ケアンズ空港の出発ターミナル内には、カフェがありまして、

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル カフェ cairns airport international cafe

サンドイッチ・マフィン・うどんなど↓

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル カフェ メニュー cairns airport international cafe menu

ピザ・チキンナゲットなどおつまみ系↓

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル カフェ メニュー cairns airport international cafe menu

などのメニューがいただけます。

軽くおうどんをいただいて腹ごしらえ。
麺はうどん、スープはラーメンっぽい不思議なヌードルでした。こんなに小さいのにA$16.50。

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル カフェ メニュー cairns airport international cafe menu

ジェットスターが遅延!どうする?

13時;ジェットスター 出発!のはずが…

予定から10分遅れて12時40分に搭乗開始。
いよいよオーストラリアともお別れだー。

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル ジェットスター

バイバイオーストラリア、サンキューオーストラリア。
この時は楽しかった旅行に胸いっぱい。連れてきてくれたパパに感謝いっぱい。

座席に座ると「帰ったら塾だなー」「帰ったら宿題だー」「帰ったら仕事行かなきゃ」「帰ったら買い物して洗濯して、あ、振込も行かなきゃなー」なんて各々ブルーな気持ちも押し寄せて、無口にシートベルトを締めますた。

13時5分には搭乗完了のアナウンス。
あーいよいよだ。

気持ちの準備は万端なのに、飛行機はちっともゲートから動かない。なんだよー、空港が混んでるのかなー。なんて思いながら深い眠りに入り込み爆睡。

思いっきり寝たはずなのに、ハッと起きても一ミリも飛行機が動いていない状況を把握できず、「今どこ?」「私どこ?」「今何時?」と軽くパニックになり。

長時間この状態で待たされていることに気づき、一抹の不安を覚えました。

約1時間15分ほど経過したところでやっとゲートから離れ、滑走路へ。

ようやく帰れるわー、と一安心したのに、滑走路の正面に来てからまたもやそこから動かない。
なんだよー。どーなってんだよー。

しびれを切らす大阪人にようやく流れる機長のアナウンス。
全神経を集中して聞き取ると「計器の調子がおかしい」「エンジニアに来てもらって治す」「しばらくそのまま待ってて」と言ってるぽい。

なのに直後に流れた日本語のアナウンスは「機材トラブルのため一旦ゲートに戻り修理いたします」だけ。
なんだとー?機長はもっと長文やったでー!なんでそんな日本語は短いねん?!どっかハショッタやろー!

そして飛行機はのろのろとゲートに戻ったのでありました。
この時点で既に2時間経過。

ゲートに飛行機が戻るなりトイレに殺到する女性たち。
わかります、わかります。離陸もしてないのに機内が寒いですからね…。

そして飛行機の中でさらに30分ほど待たされて、再び機長のアナウンス。

「どーにも治らねーから、計器ごと交換するわー。降りて待っといてー。1時間半から2時間ってとこかなー」(←もはやタメにしか聞こえない英語)

ってマジかよ!
だったら最初から降ろせよー。座席に座らせたまま2時間半もそのままって、なめとんかー!!!!

15時;再び出発ターミナルへ ジェットスター4時間の遅延

再び戻ってきたこのケアンズ空港出発ターミナル。
仕方がないから免税店でも覗こうかと思ったのに、ガラガラと相次いで閉店。
なんでももう出発する飛行機がないからこの時間に毎日閉まってるんだそうです。

不安になって中央にあるカフェのお姉さんに聞いてみた。
「このカフェも閉まっちゃうの?」「いえいえ、ここは誰もいなくなるまで開けてますよ」とのこと。あーよかった。取りあえずここにいる限りは食いっぱぐれはないわけね。

お腹減ったー。そらそーだ。だってもう3時だもん。
っちゅう訳で、買ってあったサンドイッチを食べちゃって、さらにお土産用に買ってあったポテチも食べちゃった。

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル 

何時になるかわからないから、もう少し食料を買っておこう。
カフェでサンドイッチとマフィンとペットボトルを買い込む私。なんだか不安がいっぱい。

ケアンズ空港から出発する飛行機はもう1便もないらしい。
このターミナルに残ってる人は全員飛行機から降ろされた待つのが嫌いな大阪人ばかり、という状況。

ケアンズ空港 国際線出発ターミナル 

みなさん、疲れがたまっております…。

不安ばかりの私は、パソコンを取り出して必死の情報収集を開始。

もう既に出発予定時刻から4時間程遅れることが決まっているわけだけど、4時間後に順調に離陸できたとしても関空に着くのは午後11時30分。
って、そんな時間に関空に降ろされて家まで帰れるのかな?

関空からJR線の終電の時間を調べたり、自宅までタクシーで帰った場合の運賃を調べたり(ちなみに約3万円ほどかかるらしい)。

もっと心配なのは、このまま飛行機が飛ばなかった場合。
振替便はいつになるんだろう?日本では帰国ラッシュになると言われている今日・明日に全員分の席が空いているわけがない。
ツアーの人は旅行会社の人が全力で頑張ってくれるのだろうけど、個人手配の私たちは一体全体どうしたらいいの?

ってか、今日飛行機が飛ばなかったら、またケアンズで1泊ってことだよね。
そうなったらホテル、予約せなあかんよね。ケアンズで泊まってた『マントラエスプラネード』空いてるかな。

「帰りたくない」なんて言うたからホンマになってしもたやないかー!と娘っ子に当たってみたりもして(←ごめんなさい)。

などなど、不安が不安を呼ぶのだけど、どーしようもなし。
もう知らん!どーにかなるわー!とパソコンを放り出して、もう一回アールグレイティをオーダー。

ホントはジェットスター航空がこの遅延に対してどの程度補償してくれるのかが知りたかったのだけど、
最終的に何時間遅れたかとか、結局延泊することになったのかどうかとか、結果がはっきりしないことには補償の有無も分からないわけで、中途半端なこの時間がつらいな…。

でも結局は、子どもを早く家に帰せる方法を自分たちで考えるしかない!ということで腹をくくりました。

17時;ジェットスターやっと離陸…

ようやくアナウンスがあって「計器の交換が完了したでー。乗ってもええでー。」とアナウンス。ホンマやろなー。ホンマにこれで飛べるんやろうなー。
と半信半疑で2度目の搭乗。

ドキドキしながらもなんとか離陸し、無事大阪への帰路につくことができました。
飛び立つなり妹ちゃんは爆睡。そりゃそうだ。今までよく我慢してたよね。

ケアンズ直行便 ジェットスター航空

周りは機内食が配られたけれど購入していない我が家は空港のカフェで買ったサンドイッチとチョコチップマフィンが今日の夕食。ごめんねー。

フライトは安定そのもの。
よかった、ホントに計器が壊れてただけだったんだ。ってかそれぐらいちゃんと整備しとけよな。

23時00分;関空着 で、どうやって帰る?

関空での入国もスムーズに終了。
でも時間はもう23時を過ぎていて、隣に立っているだけでみんなの疲労が伝わってくるよ。
どの人もブチっと切れる寸前やった。

関西国際空港 国際線到着 深夜

スーツケースを待っている間に係り員のお兄さんに「あのー遅延証明書はどこでもらうんですか?」と聞いてみたら、「あ、はいこれどうぞ」と渡された。
って、遅延証明ってこっちから言わないともらえないの?
「遅延証明書はこちらでーす」とかないわけ?
見たところ遅延証明書をもらっているのは私だけで、みなさん、必要ないんですか?大丈夫なんですか?ってすごく心配になっちゃった。

スーツケースをピックアップして関空の外に出たのが23時20分。
「今ならまだ関空快速の終電がある!」と気づいてダッシュ。夜中のダッシュなのに娘っ子の素早いこと。こたえているのは父母だけか…。

なんとか23時32分発の関空快速の終電に滑り込むことができ、大阪駅まではなんとか着けた。

大阪駅に着いたのは午前0時35分。
この電車が大阪駅の中でも最終電車だったらしく、私たちが改札を出るとガラガラとシャッターが下りていました。

仕方がない。もう帰る手段はタクシーしかない!
大阪駅のセブンイレブンでおにぎりとお茶、明日の朝のパンと牛乳を買って、タクシー乗り場へ。

タクシーの運転手さんがいい方で、「おにぎりも食べていいですよー」「高速よりも新御堂筋の方がいいですよー」と言ってくださり助かった!
大手タクシー会社さんの5000円を超した分は半額という深夜サービスもあって、1万円ほどで自宅まで帰れました。

これにて楽しかったオーストラリア旅行も終了。
最後予想外のトラブルがあったものの、やっぱり楽しい思い出の方がたくさんあって「もう一回行きたいねー」と家族でほわーんとトリップしています。
家族で海外旅行に行けるのは次はいつになることやら。
子供たちの記憶に残る旅行になってほしいな、と願う母の旅行記でした。

長文お付き合いいただきありがとうございました。

ジェットスター遅延トラブル その後

我が家がジェットスター航空ケアンズ発関空行きの飛行機は、約4時間の遅延でした。

後日、ジェットスター航空に補償の有無を確認したところ、約4時間遅れたものの最終目的地まで到着したということで、何の補償もなし。
丁寧に本当にご丁寧に「申し訳ございません」と電話口のおじさまに謝られましたが、結局のところは何も無し。

約款を読む限りでは、ジェットスター航空の遅延見舞金は6時間以上の遅延でないと対象にならないみたいでした。

我が家は『Starter』という一番最安値の料金区分のチケットでしたので、ひょっとしたら『Starter plus(ちゃっかりプラス)』や『Starter max(ちゃっかりマックス)』の区分で購入されている方は補償があったのかもしれません。

個人的に加入していた海外旅行保険にオプションで「遅延補償」を付けていたのでそちらも確認してみましたが、こちらも『6時間以上の遅延が対象』とのことで、補償見舞金O。

結局4時間も遅れたのにどこからも何の保証もしてもらえないという結果になってしまいました。
事前に購入していた関空特急はるかの指定席分が無駄になったのと、大阪駅からタクシーで帰宅したタクシー代が余分な出費となりましたが、これぐらいで済んでまだよかったと思うことにします。
乗り継ぎ便があった方は関空で一晩を明かした方もいらっしゃったことでしょう。

LCCを利用する時には、覚悟が必要だということを改めて思い知らされた一件でした。

 

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